「がっかり」とどう付き合うか？
私たちは、大人になるまでにたくさんのがっかりを経験します。あの人に愛されたい、喜んでもらいたい、目標を達成したい。様々な期待や願いを抱いては、砕かれるという体験を、大小含めると、数え切れないほどしています。
そしていつしか、自分でも気がつかないうちに、本気で求めることをやめてしまいます。口では彼が欲しい、お金が欲しい、自由が欲しいと言いながら、どこかであきらめていて、実のある行動は伴いません。これ以上、がっかりするのはいやだからです。大好きな人に告白してフラれたら、相手のことを好きだった分、大きなショックを味わいます。そんなショックを味わうくらいなら、求めなければいい。そんなあきらめが、多くの人の人生に蔓延しています。
でも、大好きな人にフラれるのが怖いからと言って、好きでもない人と付き合っても、心は満たされません。人の心は、代わりで満たされるようにはできていないのです。
だからこそ、私たちは、がっかりとうまく付き合えるようになる必要があります。
では、どうやってがっかりと付き合っていったらいいのでしょうか？
鍵は、「未来への決意と信頼」にあるように思います。
目の前に大きな箱があるとイメージしてください。このなかに、１０個のボールが入っています。１つだけアタリがあり、アタリを引くと１００万円もらえます。１回チャレンジするたびに、５万円必要だとしたら、お金を借りてでも、挑戦しますよね！？それは、絶対に手に入ると確信しているからです。
つまり、実現できる、絶対に実現する、という気持ちが、がっかりを乗り越える力となります。あなたが、がっかりを乗り越えて手に入れたいものは何ですか？
どうしたら、やりたいことがはっきりするのか？
未来への信頼、確信度合いを高められるのか？
その鍵は、「癒し」にあります。
自分が癒されるほど、がっかりを乗り越える力、前に進む力を取り戻すことができます。
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